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初診のきっかけ

  初診の診察において、
  「なぜ受診しようと思ったのか?」
  「診療において、相談したいことや希望はあるか?」
  と必ず確認するようにしています。

  なぜ、その質問をするのかといえば、
  患者さんが、いま、自身のからだやこころとどのような向き合い方をしているのか
  医療に対してどのような「態度」でいるのかが
  みえてくるからです。

  もちろん、その回答に、正解も間違いもありません。

 

  「症状がつらいから」
  「(からだやこころの変化を自覚して)受診した方がいいと思ったから」
  「自分が病気なのかどうか知りたくて」
  といった主体的なきっかけもあれば、


  「周囲から勧められて受診した」
  「初めてなので、何を相談したらよいかわからない」
  「(精神の)薬は飲まない方がいいと言われた」
  といった受動的なことも多くあります。

  中には
  「こんなところには来たくなかった」
  とおっしゃる方もいらっしゃいます。

                     

 

  多くの人にとって、病院やクリニックのような医療機関は
  何らかの不具合があるから、仕方なく行くところ、できれば行きたくないところ、
  ましてや、精神科・心療内科に行ったらどんなことになるんだろう?と思う方も
  少なくはないでしょう。

  どんなきっかけや理由であれ、
  勇気をもって受診という行動をされたことを尊重し、
  その方に寄り添い、からだとこころの中で何が起こっているのかを診て
  感じたことや考えたことを言葉にしてお伝えする、
  私がやっていることはこれに尽きるなぁとつくづく感じています。


  もちろん、
  病的かどうか、お手当てが必要かどうか、緊急性があるかなどの判断を行い、
  病名を知りたい、という患者さんの心理も十分承知したうえで、
  どのような状態かという「診たて」をお伝えするようにしています。
  1回の診察のみでわかることは限られていて、
  病名、ましてや、確定診断がつくことの方が難しいものであると戒め、さまざまな可能性を考えながら
  みなさまのからだとこころに向き合っています。


  脳が疲れて判断力が低下してくると、
  自身の状態を客観的に感じることができなくなってしまうのが
  脳の病気や病的な状態の一番厄介なところです。
  いつもと違うからだやこころの変化に気づいたら、
  「こんなことで相談に行ってよいのかしら?」などと思う必要はありません。
  どうぞお気軽にご相談してください。

 

  何も心配することがなければそれでよいのです。
  そして、有限であるいのちの時間を、不安ではなく安心で満たすことができるように
  気になったことを吐き出して洗い流しましょう。

 

  がんばっている人のからだとこころに寄り添うのが大好きなスタッフ一同、
  お話をうかがえることをお待ちしています。

 

   <初診(保険診療)>
   「初めての方へ」をご参照ください

 

   <新しいご相談メニュー(自費)>

   『フリートークルーム』
   お話を聞いてほしい! 相手に気を遣わずに話したい! といったご要望に対し、
   話を聞く、傾聴に特化した時間です。
   25分~最大40分まで

発達障害と向き合う

  大人の発達障害の診断や治療について
  ご相談を多く受けます。


  「自分は発達障害なのではないか」
  「チェック項目にあてはまることが多い」
  「周囲から発達障害ではないかと言われた」
  そのようなきっかけで来院されます。



  発達障害とは、発達障害者支援法において、
  「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能障害であって
  その症状が通常低年齢において発現するもの」
  (発達障害者支援法における定義 第二条より)
  と定義されています。



  すなわち、「通常低年齢において発現するもの」であり、
  大人になってから、低年齢の時に遡り、情報を収集して、診断をつけることは、
  なかなかに難しいものです。



  発達障害を、「病気」とするか、「生まれつきの特性」と考えるか。
  「病気」とするならば、「治らない」ということになり、
  「生まれつきの特性」とするならば、「治す」ということにはなりません。


  ご本人にとっては、
  「病気ではない」と言われることよりも、
  「病気だから仕方がない」と思えることの方が
  安心するかもしれません。

  

  精神疾患における「病気」「障害」の定義というのは、さまざまなことによって変わりますね。
  曖昧なものであると感じています。
  


  いずれにしても、
  その人にどのような特徴があるのかどうかを見極め、
  それによって生じる生きにくさにどのような工夫をもって対処するか、ということに
  意識を向ける必要があると考えます。
  (どのような症状や疾患、内容であっても、それは同じです)



  当院では、
  「発達障害かも?」
  「発達障害と診断を受けたけれど、どうしたらよいかわからない」 といったご相談に、
  ヒアリング、心理検査、カウンセリング、相談などで向き合い、
  生きにくさに寄り添って、
  自分らしさを大切にできるようお手伝いをいたします。


  また、
  「家族が発達障害かも」
  「発達障害と診断された家族に、どのように対処したらよいかわからない」というご相談にも、
  家族相談として対応します。 

 

                       

 

  一人ひとりが、素晴らしい特性を持った存在であり、
  それらをお互いに大切にできるような社会になるように貢献したいと考えています。

【はたらく人へのメッセージ】2024年2月②「不安への向き合い方」

  院長 益子は
  『心身援助医(ここからえんじょい)』として
    からだやこころに関する情報をお伝えしています。

    【はたらく人へのメッセージ】

  「はたらく」とは、「はた(傍)がらく(楽)になる」こと
  すべての人が誰かを助け、誰かの役に立っています。

  そのためには、まず自分が元気であること。
  自分が元気でいることが、誰かの元気につながります。
  あなたがあなたであることをエンジョイできるよう、
  いま必要なからだとこころのセルフケアについてお話ししています。

 

  2024年2月は
  ① 「備える」 (2月5日配信)
  ② 「不安への向き合い方」 (2月15日配信)
  についてお話ししています。

  今月のキーワードは
  『ネガティブな感情を話してみよう』
  です。

 

  こちらでお聴きいただけます。
  (これまでのアーカイブも聴くことができます~)


  note 【はたらく人へのメッセージ】
  https://note.com/vanilladolphin/m/m73ecde393aa0

  Apple Podcast
  「はたらく人へのメッセージ」 で検索

  ぜひお聴きになってみてくださいね。

お話、聴きます

 私は、朝、支度をしている時に
 YouTubeを流していることが多いのですが、

 流しっぱなしにしていると
 TBSテレビ『日曜日の初耳学』の
 「インタビュアー林修」の動画が入ってきます。
 (よく観ているからよく流れてくるんですね、きっと)


 どのゲストの方も、興味深く、
 みなさん素敵だなぁと思いながら
 いつも拝見していますが、
 お話の中に、必ずヒントや気づきがあります。

 

 数々のビジネスをたてなおし、V字回復を達成されてきた
 現代最強のマーケター、森岡毅さんは


 「弱みが強みになったのを見たことがない」

 と仰っています。

 今までは、弱みを克服するのがよしとされてきましたが、
 時代の流れはそうではなくなってきていますね。
 これからは
 「出る杭は打たれる」から「伸びなければ埋もれる」という時代。
 自分の強みをどうやって活かせるか。


 そう考えた時、
 このクリニックの強みは
 「話を聴き、アドバイスができる専門職がいる」
 ということです。
 そう、間違いない!(と自負している)


 医師、看護師、保健師、薬剤師、心理師(心理士)が
 みなさんのお話をうかがいます。
 (2月から心理師(心理士)の先生が毎週金曜日に入ってくださっています)

 

 からだのこと、こころのこと、
 これって変なのかな、病気なのかな、
 そのように考えることは誰にでもあることです。



 仕事のこと、家庭のこと、人間関係のこと、
 さまざまな不安や心配事、悩みについても、
 まずは言葉にして吐き出しましょう。
 出すことで、なにか糸口がみつかるかもしれません。

 

 医療機関へ行くのは勇気のいることかもしれませんが、
 我々は話を聴くプロです。
 しがらみも気を遣うことも何もありませんので、
 まずはお話ししてください。

 

 みなさんの強みを活かせるように、ご一緒に考えましょう。


 

<ご相談メニュー(自費)の一部>

『フリートークルーム』
お話を聞いてほしい! 相手に気を遣わずに話したい! といったご要望に対し、
話を聞く、傾聴に特化した時間です。
20分~最大40分まで

『心身(ここから)相談』
こころとからだのさまざまなご相談に対応します。
医師、看護師、保健師 各25分・50分

 

【はたらく人へのメッセージ】2024年2月①「備える」

  院長 益子は
  『心身援助医(ここからえんじょい)』として
    からだやこころに関する情報をお伝えしています。

    そのひとつが、音声配信です。

  産業医としても活動していることから、
  会社の健康管理やメンタルヘルスに関わること、社員の皆様へのアドバイスなど、
  これまで「産業医からのメッセージ」として
  動画や音声配信を続けてきました。


  2024年1月からは、プチリニューアルし、
  【はたらく人へのメッセージ】にタイトル変更しました。


  「はたらく」とは、「はた(傍)がらく(楽)になる」こと
  すべての人が誰かを助け、誰かの役に立っています。


  そのために、まず自分が元気で、はたらくことをエンジョイできるよう、
  いま必要なからだとこころのセルフケアについて
  より多くの人にお役に立てるような身近なお話をしていきたいと思ったからです。



  こちらでお聴きいただけます。
  (これまでのアーカイブも聴くことができます~)


  note 【はたらく人へのメッセージ】
  https://note.com/vanilladolphin/m/m73ecde393aa0

  Apple Podcast
  「はたらく人へのメッセージ」 で検索

 

  2024年2月は
  ① 「備える」 (2月5日配信)
  ② 「不安への向き合い方」 (2月中旬配信)
  についてお話ししています。

  ぜひお聴きになってみてくださいね~

立春大吉

こころとからだのケアクリニック人形町 院長の益子です。
いつもありがとうございます。


2024年2月4日 立春
甲辰年の本格的な始まりですね。
みなさまにとって最善の一年になりますように
心よりお祈りしております。

 

 

子供のころ、
「まだ寒いのに、なぜ立春なんだろう?」と思った記憶があります。
夏休み中に「立秋」が来るのも
何となくちょっと寂しかったりとか…笑

二十四節気は、太陽の変化に基づくもので、
地球に届く太陽の光量に関わる暦、とのこと。



地球に生まれた人間は、太陽がなければ生きていけません。
光はエネルギーでもありますから、
このエネルギーを自分に取り込み、体力や気力に変換できたら
とてもパワフルで楽ですよね。

からだのリズムを整える、「調律」するには、
太陽や地球のリズムに寄り添うことを意識してみるのも
よいのかもしれません。

天候や気圧などに影響を受けやすい方、
先人の知恵である「暦」を意識した生活習慣を取り入れてみること、
オススメです。

 

ちなみに、
「立春大吉」とは
春先に蕾がしぜんと花開くように、天地自然の正しい神気をいただき、万民に福をもたらす縁起物です。
(出雲大社相模分詞 立春大吉縁起とは より引用)

https://www.izumosan.com/fortune.html#:~:text=%E3%80%8C%E7%AB%8B%E6%98%A5%E5%A4%A7%E5%90%89%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81,%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A1%E3%82%92%E6%AE%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82


立春大吉と紙に書くと、左右対称になっているので、裏からみても同じように読めます。
このお札を玄関に貼っておくと、
万が一、悪い鬼が家に入ってきても
家の中から見ても立春大吉と読めるので、
「あれ!?まだ家の外なん?」と勘違いして、外に出て行ってしまうという言い伝えから、
「立春大吉」の文字が厄除けとして使われるようになったとのこと。
勘違いさせて、自分から外に出ていくように仕向けるって
優しくてユーモアがあっていいですね笑

 

これからも
その時々に感じたことや考えたことを
言葉に紡いでいきたいと思います。

どうぞおつきあいください~